仕事がはかどるキーボード操作(4)【Ctrlキー編】

仕事がはかどるキーボード操作(4)【Ctrlキー編】

Windowsキー、Altキーを含むショートカットキーを紹介してきましたが、今回はコントロールキー(Ctrl)を含むショートカットキーです。

有名なショートカットキーとしては、コピペ(コピーと貼り付け)ですね。
これはみなさんよく使っていると思います。

Ctrl+ C選択した項目をコピーする
Ctrl+ X選択した項目を切り取る
Ctrl+ V切り取り、コピーした項目を貼り付ける

一つコピーして、すぐ貼り付けの場合はこれで十分ですが、
いくつかコピーしておいて選んで貼り付けしたい場合もありますよね。そういったときは、

Windows + V でクリップボード履歴を使います。

  • クリップボード履歴に記録されるデータは最大で25件までです。また、4MBを超えるデータはクリップボード履歴に残すことができません。
  • クリップボード履歴でサポートされる形式はテキスト、HTMLおよびビットマップ画像です。
  • クリップボード履歴に記録されたデータは、PCを再起動すると削除されます。Windows10の場合は、「Windows キー+V」で履歴を表示させた後、クリアしたいデータの右上にある「…」から「削除」(個別に削除)または「すべてクリア」で消去可能

設定によってクリップボード履歴が使えないことがあります。その場合は、次の設定で有効にしてください。

  1. スタートメニューから「設定」を開く
  2. 「システム」の「クリップボード」を選択する
  3. 「クリップボードの履歴」をオンにする

操作をしていて「あっ!まちがえた」という時に、落ち着いて次のショートカットを使いましょう。
これは、かなり使うことになりますね。覚えておいて損はないです!

Ctrl+ Z操作を元に戻す
Ctrl+ Y元に戻した操作をやり直す

ファイルやフォルダを選択するときに使うショートカットキーもあります。
マウスで操作するよりもめちゃくちゃ早く操作できますね。

Ctrl+ Aすべての項目を選択する
Ctrl+ ↑↓←→
矢印を押すたびごとにスペースキー
離れている複数の項目を選択する

ウィンドウを閉じたり、新しいウィンドウを開いたり、ファイルを保存したりするショートカットキーもあります。

Ctrl+ Wウィンドウを閉じる
Ctrl+ N新規ウィンドウを開く/ファイルを作成する
Ctrl+ Sファイルを保存する
Ctrl+ Oファイルを開く
Ctrl+ Pファイルを印刷する
Ctrl+ Fファイルやフォルダーを検索する

さらにシフトキーを組み合わせたショートカットキーもあります。

Ctrl+ Shift+ 1~ 8アイコンの表示形式を変更する
Ctrl+ Shift+ N新しいフォルダーを作成する
Ctrl+ Shift+ Esc[タスクマネージャー]を表示する

ショートカットキーは仕事のスピードを上げる魔法のツールです。でも、一度に全部覚えるのは難しいですよね。そこで、よく使う作業に合わせてショートカットキーを組み合わせてみましょう。少しずつ慣れていけば、効率的に作業できるようになるはずです。