今回購入したメモリがECCというメモリでした。
取付を行うとビープ音4回でパソコンが起動しませんでした。
まさかと思い調べました。
今回購入したメモリ
SAMSUNG DDR4 PC4-2133P-RC0-10-DC0 メモリ 8GB
調べて分かったこと
このメモリを調べると
「ECC」と「Registered(レジスタードまたはBuffered(バッファード))」というキーワードが出てきます。
ワークステーションやサーバーで使われるメモリです。
ECC(エラー訂正) | レジスタの有無 | 主に使われているもの | |
A | ECCなし | Unbuffered(アンバッファード、レジスタなし) | パソコン |
B | ECCあり | Unbuffered(レジスタなし) | サーバー、ワークステーション(使えるパソコンもある) |
C | ECCあり | Registered(レジスタあり) | サーバー、ワークステーションのみ |
ECCとは
ECC(Error Checking and Correcting、error checking and correction)とは、メモリーに発生したエラーを自動的に訂正する機能です。
写真がもしあれば、片面のチップの数が9個ある場合がECCメモリということです。
8個なら非ECCメモリです。次に出てくるRegisteredにも対応しているとチップが10個あるということになります。
ECCメモリを使う場合の注意点
・CPU、チップセット、メモリすべてをECC対応にしないといけません。
・ECCと非ECCメモリを混在して使うことは出来ません。
Registered(レジスタード)メモリとは
メモリモジュールにレジスタチップが搭載されていることを意味します。レジスタチップは、チップセットとメモリの間でやり取りする信号を、安定化させる機能があります。またレジスタチップには、1つのメモリモジュールに、多くのメモリチップを搭載できるようになり、さらに大容量のメモリが実現できるようになります。Registeredメモリを利用するには、チップセットがRegisteredタイプのメモリに対応している必要があります。一般的なデスクトップパソコンのチップセットはRegisteredメモリには対応していません。サーバーでもパソコンに近い構成の製品では、対応していないものもあるようですので注意が必要です。
感想
とても良い勉強になりました。